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演目を読む / 上方落語

三人旅三人連れと馬子の、にぎやかな道中

共通解説・あらすじ

伊勢へ向かう喜六・清八・源兵衛。歩き疲れた三人が馬を頼もうとすると、値段や乗り方をめぐる掛け合いが始まります。以下は露の五郎を参照演者とする編集資料「三人旅浮之尼買」の、主に道中部分の短い要約です。松喬・文我の全編と照合した共通の筋ではありません。(「上方落語メモ」その351を要約)

馬の値段も、乗り方も、すんなり決まらない

値切るはずが土地の言葉を聞き違え、結局は同じ値段で乗ることに。三人が一頭に乗る「三宝荒神」という乗り方や、後ろ向きに乗った客と馬子のやり取りが続きます。参照メモには加除・改訂の注意があり、原音源の逐語記録としては扱いません。(同メモの馬の場面を要約)

「三人旅」と「尼買い」を分けて読む

文我の公式CD目録は第10項目「三人旅」約29分、第11項目「尼買い」約20分と分けています。一方、参照メモは道中から宿の後日談までを「三人旅浮之尼買」として通して記します。この稿では同メモの末尾のサゲを、そのまま単独の「三人旅」の結末とはしていません。江戸版や同題の別口演との本文対応も未確認です。(公式収録目録/通しの編集資料)

後半・宿へのつなぎを開閉する展開に触れます。単独口演のサゲを確定した欄ではありません。

宿へ着いても、人数の話でひと騒ぎ

参照メモでは、馬子との騒ぎを経て宿へ到着します。いつも三人だという意味の「始終三人」が、大人数の「四十三人」と受け取られ、宿が大忙しになる場面があります。道中が宿の騒動へつながる箇所として要約しました。(同メモの宿入りを要約)

文我の目次では「鯉津栄之助」の次

書籍の公開目次は「鯉津栄之助」→「三人旅」→「浮かれの尼買い」。編集メモの連作案内では「軽業講釈」→「三人旅浮之尼買」→「軽石屁」と並んでいます。資料ごとの収録単位と順序の例で、全演者に共通する一本道とは断定しません。(出版社の公開目次/編集メモの連作案内)

「東の旅」の全体を読む / 「鯉津栄之助」を読む / 「軽業講釈」を読む

演者別の収録資料

題名・収録の単位と、音源から実際に確かめた範囲を分けています。

演者別

笑福亭松喬(六代目)

笑福亭松喬(六代目)の掲載演目へ

公式プロフィールで代数と鶴三からの襲名を確認。日本コロムビアの演者紹介

確認できた特徴・口演差

参照資料上の演者名を案内しています。正規の収録資料との対応や、口演の具体的な特徴は未確認です。

演者別

桂文我(四代目)

桂文我(四代目)の掲載演目へ

公式収録目録・約29分

CD上巻の第10項目。次の第11項目「尼買い」約20分と分かれています。商品ページの試聴は上巻ダイジェストで、「三人旅」を含む区間は未特定・未聴です。でじじ・公式収録目録 / 上巻の無料ダイジェストを開く(音声)

確認できた特徴・口演差

口演全編を照合していないため、具体的な違いは確定していません。

演者別

露の五郎兵衛(二代目)

露の五郎兵衛(二代目)の掲載演目へ

五郎名義の口演を参照する通し資料

編集メモは参照演者を露の五郎、音源を1973年1月14日「落語百選(OBC)」と記します。題は「三人旅浮之尼買」で、道中と宿の後半を合わせた資料です。参照メモを開く

確認できた特徴・口演差

口演全編を照合していないため、具体的な違いは確定していません。

出典と参照範囲

  1. でじじ・桂文我CD上巻の公式情報

    第10項目約29分と第11項目約20分、四代目、ダイジェストのリンクを実読。音源は未聴。

  2. でじじ・桂文我著書の公式情報

    前工程で実読した公開目次の演題と並びを参照。書籍本文は未読。

  3. 「上方落語メモ」第8集その351

    個人の編集二次資料。公開2004年10月17日、更新2022年10月16日。人物・馬の場面・宿へのつなぎ・末尾までの収録範囲・参照音源・加除改訂注意を実読。原録音は未聴。

  4. 日本コロムビア・六代目笑福亭松喬の公式プロフィール

    六代目の識別と鶴三からの襲名に使用。三人旅の口演本文の出典とはしない。

東の旅を順に読む

文我版の目次順・掲載済みのページ:往路 11 / 13。各演者の接続や口演範囲は記事内の出典・未確認事項をご覧ください。