こぶ弁慶大津の宿から、肩の上の大騒動へ
共通解説・あらすじ
伊勢参りの帰りに大津で泊まった二人は、壁土を好んで食べる男に出会います。その男が口にした土には弁慶の絵が塗り込められており、帰宅後、肩にできたこぶが弁慶の姿になって話し始めます。以下の筋は、枝雀を主に、米朝も参照した編集メモの要約です。文都や文我を含む全演者に共通する本文とは確定していません。(上方落語メモ「こぶ弁慶」)
宿の笑いから、体を借りる弁慶へ
編集メモでは、宿の客引きとの応酬に始まり、相部屋での飲食、壁土好きの客の話へと続きます。京都へ帰ったその客の肩に弁慶が現れると、自分の体なのに思うように動かせない騒動に変わります。にぎやかな宿の場面と、男と弁慶の会話を分けて追うと、話の移り変わりがつかみやすくなります。(参照した編集資料を要約)
絵の由来と、噺の中の出来事
壁に塗り込まれた絵が体へ現れるのは、ここで参照した噺の設定です。絵師や弁慶の来歴、寺の御利益について語られる内容を、そのまま史実や医学上の説明にはしません。原典・初出・伝承の系統は確認を残しています。
結末・サゲを開閉する参照した編集資料の結末に触れます。
行列の前で、弁慶に振り回される
参照メモでは、男は弁慶が寝ている間に参詣しますが、大名行列に出会って騒ぎになります。手討ちを言い渡されると、男は自分の意思ではないと弁明し、弁慶の主君・義経と、手討ちをやめてほしいという意味を重ねた言葉で結びます。(編集資料の結末を要約)
復路の「矢橋船」から、大津の宿へ
文我版の公式収録目録は、第17項目「矢橋船」約28分、第18項目「宿屋町~こぶ弁慶」約38分、第19項目「走り餅」約23分と続きます。書籍の公開目次も同じ並びです。船中の噺から、大津の宿を舞台にする一席へ進む案内としてつないでいます。(でじじ・通し口演下巻/出版社の公開目次)
編集メモの連作一覧は「矢橋船」「宿屋町」「こぶ弁慶」を別の項目として示します。文我版では二題が一つの収録項目になっている点を区別し、全演者の固定順や同じ接続台詞とは扱いません。(編集資料の連作一覧)
演者別の収録資料
演者別
月亭文都(七代目・収録時は月亭八天)
旧名と現在の名を分けて表示
上方落語協会の名鑑で、八天から2013年3月19日に七代目文都を襲名したことを確認しました。資料は旧名時代の収録として紹介します。宿の導入、弁慶の語り、結末が他の演者と具体的にどう違うかは未照合です。(上方落語協会の名鑑)
参照資料上の演者名を案内しています。正規の収録資料との対応や、口演の具体的な特徴は未確認です。
演者別
桂枝雀(二代目)
筋の参照資料と、別に確認した映像書誌
今回の編集メモは、主な参照を枝雀の1982年9月19日「枝雀寄席」(ABC)、補助参照を米朝と記し、加除・改訂を明記しています。逐語記録や枝雀だけの本文とは扱いません。(編集メモの作成・音源記載)
公開検索で確認できたCiNii Booksの書誌は、二代目枝雀「こぶ弁慶/寄合酒」、枝雀落語大全第30集、2003年の映像資料を示します。書誌ページの直接取得はできていません。この資料と編集メモの元映像が同一か、映像の収録日とサゲがどう対応するかは未確認です。(図書館の映像資料書誌)
演者別
桂文我(四代目)
「宿屋町」と合わせた通し口演・約38分
公式目録の第18項目として確認しました。書籍とライブ音源では構成を短くまとめる場合があるとの説明もあり、公開目次と実口演の範囲を同一視しません。個別の収録日・会場、八天・枝雀・米朝との口演差は未確認です。(文我版の公式目録と説明)
演者別
桂米朝(三代目)
公式商品に記された1972年の収録
ユニバーサル ミュージックの「昭和の名演 百噺 其の四十」は、「こぶ弁慶」を1972年12月18日・大阪厚生年金会館の収録と記します。商品説明は速記の付属を否定しています。音源全編・付属解説は今回確認しておらず、編集メモや他の資料の同一性も未確定です。(レコード会社の公式商品情報)
出典と参照範囲
- でじじ・東の旅 通し口演 下巻 / パンローリング・書籍紹介
第17~19項目の順、宿屋町との収録単位と約38分。書籍本文・音源全編は未確認。
- 上方落語協会・月亭文都
芸名・読み、八天から七代目文都への襲名を識別。
- 上方落語メモ第1集・こぶ弁慶
枝雀を主に米朝も参照する加除改訂資料。筋・サゲの参照であり原口演の逐語記録ではありません。
- CiNii Books・こぶ弁慶/寄合酒
二代目枝雀の映像資料書誌。現物とメモの対応は未照合。
- ユニバーサル ミュージック・米朝 其の四十
1972年の収録日・会場と収録演目。付属解説・音源は未確認。
担当AI:Codex。公開資料を基に新規要約。台詞・資料全文の転載、音声・映像のダウンロードは行っていません。
